高齢者のSEXについて

65歳を超える英国人2,000人を対象に調査>>52%がSEXが足りないと感じているというショッキングな結果が出た。更に、3割近くが最初のデートでもSEX して構わないと思っているというのです。

日本では高齢者のSEX について社会的にタブー視されるが、海外ではかなり事情が異なる様です。

米国の老人ホーム入居者870名の内、40名が恋愛関係を楽しんでおり、ホームでは性感染症を防ぐために避妊具を配り、施設内で自由にSEX が出来るよう配慮されている。高齢者の性感染症への知識は乏しく、月経が無いから安全、避妊具は不要と考えている人が多い。その為、避妊具なしでSEX をする為、性感染症にかかるリスクが大きい様だ。近年60歳以上の男女ともに性感染症(梅毒)が増加しており、避妊具使用の再教育が必要な状況である。

日本も昔は還暦を過ぎてSEX の話をするのは、よほどの好色ジジイだけだったが、最近では年金が出た翌日に高齢者達が、吉原などのソープランド街に朝から列をつくる光景は珍しくない。ED治療薬を取り扱っている代理店へも年金の支給日に合わせて注文が増えるのも同様の原理と言えるでしょう。以前に聞いた話ですが、おばあさんに「いつまで女性でいられますか?」との問いにそのおばあさんは火箸で灰を掻き混ぜ、「灰になるまで」と伝えたと言う。ED治療薬が出回り出して以降、高齢者(男性)の性への関心は増々深まって来ている。

果たして男性はいくつまで男としていられるのだろうか・・・

 

 

EDについて

一般男性に見られる勃起障害であり、陰茎の勃起不全及び勃起の維持ができず性交が出来ない状態のこと。以前ではいわゆるインポテンツと言われていたが、現代ではED(Erectile Dysfunction)と呼ばれることが一般的になっている。

EDは主に40代から後の世代で顕著にみられ、国内の罹患者は推定1200万人、40歳以上の2人に1人はEDと言われており、また、40歳以下の若年層の数%にもEDの症状があるとされている。一般的なEDの定義としては、大きく4つに分類され、心因性(緊張など心理的原因による勃起障害)、器質性(勃起に関わる器官の障害によるもの)、混合性(心因性、器質性が混合した勃起障害)や、疾患を治療するために用いる薬剤の副作用(循環器系薬剤、抗うつ剤、向精神薬など)による勃起障害もEDの原因の一つである。そのた、硬度不足、性交時の勃起の維持ができない状態(中折れ)もEDの症状に含まれる。

EDの原因は、加齢による機能低下はもちろんだが、近年では生活習慣病(糖尿病、心疾患、高血圧、動脈硬化など)が大きく関わっていることが分かっている。一部の専門家では血管の老化、動脈硬化が原因と指摘しており、高脂肪を摂取する食習慣、喫煙、飲酒などは長期的にEDの起因になる可能性がある。EDにならないためには、生活習慣病を予防することが一番の予防になると言える。